| [C.1] パルス波の固定端反射 | |
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媒質の端が固定されていると，媒質の変位はその端で 0 となる． このような反射を固定端反射という． 左から伝播してきた山形パルス波が固定端で反射されると，谷形パルス波になる． 入射波と反射波の重ね合わせ（合成波）の変位が固定端で常に 0 となるので， 固定端では，入射波の位相と反射波の位相は逆位相（π だけのずれ）になる． |
| [C.2] パルス波の自由端反射 | |
 
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媒質の端が自由に動ける場合，境界では変位を元に 戻そうとする力が働かないので，境界近くで変位は同じ方向に増加する． 波のこのような反射を自由端反射という． 左から伝播してきた山形パルス波が自由端で反射されても，山形パルス波のままで ある．このように，自由端では，入射波の位相と反射波の位相は常に等しい． |
| [C.3] 正弦波の固定端反射 | |
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正弦波の反射波は正弦波である．固定端では、入射波の位相と反射波の位相は 常に逆位相（π だけのずれ）になっており、入射波が山のとき反射波は谷、入射波が谷のと き反射波は山となる．左から進行してきた正弦波と固定端境界での反射波の重ね合わせ（合成波） は定常波になる．固定端では, 入射波と反射波の振動は互いに打ち消しあい，合成波の 変位は 0 である．すなはち, 固定端は定常波の節になる． |
| [C.4] 正弦波の自由端反射 | |
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正弦波の反射波は正弦波である．自由端では、入射波の位相と反射波の位相は常に 等しく, 入射波が山のとき反射波も山、入射波が谷のとき反射波も谷となる． 左から進行してきた正弦波と自由端境界での反射波の重ね合わせ（合成波）は定常波 になる．自由端では, 入射波の振動と反射波の振動は互いに強め合う． すなはち, 自由端は定常波の腹になる． |
